第18分科会 健康情報(特別セッション)

テーマ:認知症と図書館を考える ~超高齢化社会をともに生きるために~  午後

  世界に先駆けて高齢化が進む日本では、2025年には65歳以上の高齢者人口が全人口の約30%に達すると推測されている。すべての地域住民を対象にサービスを行う公共図書館にとって、高齢者や高齢化と切り離して考えることができない認知症の人やその家族、介護者に対して果たすべき役割を検討する必要がある。
  超高齢社会における図書館サービスとして、情報提供にとどまらず、認知症の人を含めた利用者と協働する取り組みをはじめている図書館もある。

 本セッションでは、超高齢社会において求められる図書館の役割について考察する機会としたい。第1部の基調講演では、認知症にやさしい図書館についてともに考えるために、海外の事例を含めた素材提供を行う。また、公共図書館の職員など実務家と複数領域の研究者が協働する「超高齢社会と図書館研究会」が作成した「認知症にやさしい図書館ガイドライン」を紹介する。第2部では、川崎市立宮前図書館の「認知症にやさしい本棚」と高齢者による読み語りボランティアの育成、日向市大王谷コミュニティセンター図書室の福祉部署と連携し、本を活用した認知症理解・相談につなげる取り組みをVTRで紹介する。また、パネルディスカッションでは参加者とともに高齢者が自分らしく生活するために公共図書館として何ができるのか考える。

 なお、当日はNHKエンタープライズによる映像の収録を行う。


第一部 基調講演
             テーマ:「ともにつくる認知症にやさしい図書館とそのガイドライン」
             講 師:呑海沙織氏
            (筑波大学 図書館情報メディア系 知的コミュニティ基盤研究センター 教授)

第二部 パネルディスカッション
            テーマ:「超高齢社会とともに生きるための図書館づくり」
            登壇者:竹原   敦 氏(湘南医療大学保健医療学部准教授)
                        呑海沙織 氏(筑波大学  図書館情報メディア系  知的コミュニティ基盤研究センター教授)
         成合進也 氏(日向市社会福祉協議会)
                        舟田  彰 氏(川崎市立宮前図書館)  
             司 会 :町永俊雄 氏(元NHKキャスター・福祉ジャーナリスト)   

VTRによる実践例の紹介
・川崎市立宮前図書館
・日向市大王谷コミュニティセンター図書室
・その他


参考資料:「超高齢社会と図書館~生きがいづくりから認知症支援まで~(図書館調査研究リポート№16)」 2017年3月 国立国会図書館

 


 

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